『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の4作品がコラボレーションする奇跡のプロジェクトが『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』です。
シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバースの始まり
東宝、カラー、円谷プロ、東映の4社が立ち上げたプロジェクト。
庵野秀明氏が参加する『シン・』を冠とした作品から会社の垣根をこえ、日本を代表するヒーロー4作品による夢のコラボレーションが実現した。
2021年 | 4社の合同会議が行われ、各社の総意として企画の立ち上げ 庵野秀明氏からの賛同を得てスタートした。 |
2016年 | シン・ゴジラ(脚本・総監督) |
2021年 | シン・エヴァンゲリオン劇場版(企画・原作・脚本・総監督) |
2022年 | シン・ウルトラマン(企画・脚本) |
2023年 | シン・仮面ライダー(脚本・監督) |
各シリーズへの関りが深い2人がこの大型プロジェクトの船出を飾る。
メインビジュアルは前田真宏氏、エンブレムは出渕裕氏が手掛ける。
前田真宏…日本を代表するアニメーター、アニメ監督、漫画家であり「風の谷のナウシカ」で庵野秀明氏と共に原画を担当し、有名なラピュタ崩壊シーンで一緒に落下するムスカを描いている。ほかにも「∀ガンダム」のマヒローのデザインや「シン・ゴジラ」でコンセプトデザインを行っている。
出渕裕…日本を代表するアニメのメカニックデザイナー、特撮のキャラクターデザイナー、アニメ監督、イラストレーター、漫画家であり「宇宙戦艦ヤマトⅢ」と「宇宙戦艦ヤマト完結編」でメカニックデザインを担当、「宇宙戦艦ヤマト2199」では監督、絵コンテ、脚本、メカデザインまで幅広く担当。その他に代表作で「ロードス島戦記」や「機動警察パトレイバー」、「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」などがある。
公式サイトで確認できます→公式サイト
現時点で分かっている事
- ロゴデザインの完成
- 『シン・ゴジラ』『シン・エヴァンゲリオン劇場版』『シン・ウルトラマン』『シン・仮面ライダー』の4作品コラボ
- 各会社、庵野秀明氏からのコメント発表
まだこれからですね。
なにか具体的な展望などあればよかったのですが、今のところ発表されているのはこれだけみたいですね。
庵野秀明氏からのコメント
2022/02/15
庵野秀明氏 コメント
SJHUは日本の文化として誇るキャラクターをコラボレーションという形状で纏めて、更に世界に拡げて楽しんでもらえないかという想いから、関係各社の話し合いの中で発案された企画です。
作品世界やコンテンツホルダーの会社枠を超えた展開を始めるには、その理由が必要でした。
その方便として「シン」という共通項を使った企画です。
既存の人気キャラクターを庵野秀明個人の作家性で縛る事をせず、自由度の高い展開を考えた企画です。
本来、このように版権元が多岐にわたる企画は調整が困難で、ビジネス面でのメリットは大きくありません。なので、ビジネスよりもファンサービスを優先できるコンテンツホルダー同士が協力しあう事ではじめて可能な企画です。
将来的には「シン」の括りが外れ、「ヒーロー」だけでなく「キャラクター」となり、他の作品も含め、国内だけでなく世界に向けた展開を目指し、その礎になればと願った企画です。
SJHUの展開が、キャラクター世界の枠を超えた新たな楽しみとしてファンの皆様に喜んで頂ければ、幸いです。
よろしくお願いします。
アニメ・特撮ファン 庵野秀明
引用元シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース公式サイト
コメントにも書かれているように「ヒーロー」だけでなく「キャラクター」も含め、世界に向けた展開を期待して作ったとは…
本当にワクワクさせる天才ですよね。
庵野秀明氏のファンだけではなく、このコメントを読んで鳥肌がたったのは私だけではないはずです。
『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース」今後の考察
今後の進展次第では参入する親会社やキャラクターが増えると考えられます。現在、特撮3作品+エヴァンゲリオンという形になっているので、アニメーションの追加があるのでないでしょうか。
さらには庵野秀明氏がコメントで言ったように海外進出を視野に入れるとなると、マーベルのように「日本版アベンジャーズ」が見れるかもしれません。
ファンからは、それぞれの特撮ブランドに「シン・」を付けた庵野秀明ブランドを出していくのでは?という声も出ている。この考察には否定的な意見も多く、私自身も数が増えるだけのブランドの安売りは賛成できないというのが本音です。
その他にファンから「ガンダム抜きではありえない!!」という声は多く見かけるので、何らかの形でかかわるのではないでしょうか。庵野秀明氏、前田真宏氏、出渕裕氏の参加があるので「シン・ガンダム逆襲のシャア」や「シン・∀ガンダム」なんかもあったらうれしいですね。
コラボなのかクロスオーバーなのかも気になりますね。それぞれの世界戦もあるのでわかりませんが、コラボ目的の実写シン・エヴァンゲリオンなんかをやりだしたらちょっと微妙な気がしますね。
2022年現在、庵野秀明氏、前田真宏氏、出渕裕氏、東宝、カラー、円谷プロ、東映が協力して動いているので私たちが想像しないような進展が期待されます。
まとめ
これからさらなる進展が期待される『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』。さらに日本を代表するヒーローやキャラクターが追加されるのか…期待が高まりますね。前田真宏氏や出渕裕氏がかんでいるということは、いろいろな想像が掻き立てられますね。
これから出る情報に期待しましょう。
コメント